こんにちは。情シス先輩です。
- 「VPSって聞いたことはあるけど、何ができるの?
- 「VPSはどこを選べばいいの?」
そんなふうに悩んでいませんか?
VPS(仮想専用サーバー)は、あなた専用のサーバー環境を格安で手に入れられるサービスです。スキルアップや副業、自己研鑽のためにもぴったり。
この記事では初めてのVPS選びに迷っているあなたへ向けて価格・柔軟性・初心者へのやさしさを基準にしたおすすめランキングをご紹介します。
ランキング基準
- 最小構成のコスト
- 短期契約の柔軟さ(1ヶ月から試せるかどうか)
- OSの選択肢(UbuntuやAlmaLinuxなど初心者向けディストリビューションが使えるか)
- 初心者向けのサポート・使いやすさ
- 段階的な学習に向いた拡張性(必要に応じて再構築できるか)
第1位:ConoHa VPS(GMO)
最安構成:512MB(メモリ)/ 1Core(CPU)/ 30GB(SSD)
初心者にやさしいポイント
- 1時間単位の料金体系で無駄なく使える(+初期費用ゼロ)
- 契約期間が1・3・6・12・24・36ヶ月から選べる(短期でも始めやすい)
- Ubuntu / AlmaLinux / CentOSなど幅広いOSに対応
- DockerやWordPressのテンプレートが用意されており、すぐに始められる
スケールアップに関する注意点
512MBプランから上位プランへ移行する際はサーバーのプラン変更によるスケールアップはできません。
代わりに新しいプランでサーバーを再作成し、必要なデータを移行する形になります。
面倒ですが、構築手順を再確認する良い学びの機会にもなります。
こんな方におすすめ
- VPSをまず試してみたい方
- 低コストで始めたい方
- 徐々に学びながらステップアップしたい方
第2位:さくらのVPS
最安構成:512MB(メモリ)/ 1Core(CPU)/ 25GB(SSD)
初心者にやさしいポイント
- 自社データセンターによる安定した運用実績
- 1ヶ月から契約できるので、まず試してみたい方にも最適
- UbuntuやAlmaLinuxなど学習用途に適したOSに対応
- 国内の複数リージョン(石狩・東京・大阪)から選択可能で、用途や地理的要件に応じた設計がしやすい
スケールアップに関する注意点
ConoHa同様、プラン変更によるスケールアップはできず、新しいスペックでの再契約が必要です。
契約期間は12ヶ月単位ですが、最初の1ヶ月で試してから長期契約に移行する方法が安心です。
こんな方におすすめ
- 安定した国内サービスを使いたい方
- 長く使うことを視野に入れている方
- 複数リージョンを活かした構成を考えている方
▶ さくらのVPS
第3位:エックスサーバー VPS
最安構成:2GB(メモリ)/ 3Core(CPU)/ 50GB(NVMe SSD)
初心者にやさしいポイント
- WordPressとの相性が良くWebサイト構築に強い
- 初期スペックが高く、パフォーマンスを重視したい方にも対応
- サポートサイトがわかりやすく問い合わせもしやすいため、困ったときにも安心
スケールアップについて
Xserver VPSではプラン変更によるスケールアップが可能です。
継続利用を前提とした構成を考えている方に向いています。
こんな方におすすめ
- 手厚いサポート体制を重視する方
- Webサイト構築やWordPress運用を目的とする方
- 高性能な環境が欲しい方
まとめの前に:VPSで何をする?
どのVPSを選ぶか決まったら次に気になるのは「そのVPSで何ができるか?」ではないでしょうか。
Linuxの練習やPythonスクリプトの実行、ログ監視など、VPSは実践的な学習環境としても最適です。
詳しくは以下の記事で若手エンジニアや情シスの方向けにおすすめの構成を紹介しています。
▶ 若手社内SE・エンジニア必見!VPSでサーバー管理・運用スキルを身につけよう
まとめ
VPSは今や月500円前後から始められる時代です。
初めての方には、まずは最小構成で短期間お試し→気に入ったら上位プランで再構築というステップが最もリスクが少なく、学びも多い方法です。
その中でもGMOインターネットのConoHa VPS
は料金・柔軟性・テンプレートの豊富さなど、初学者にとって特に使いやすいサービスだと感じています。
自分に合った使い方を見つけてスキルアップにつなげていきましょう。